大企業勤務の転職エージェントの選び方|JAC・リクルートエージェント・ビズリーチ比較

当ページのリンクには広告が含まれています。

転職エージェントを検索すると、数えきれないほどのサービスが出てきます。「とりあえず有名なところに登録すればいい」と思うかもしれませんが、それでは持っている力の半分も引き出せません。

エージェントには、それぞれ強みと弱みがあります。大企業で働く人には、大企業で働く人に合った使い分け方があります。

結論から言うと、私がメインで使った3つのサービスの特徴と使い方は、次のとおりです。3つは役割が違うので、同時に使うのがおすすめです。

※評価は、私が実際に使った体験にもとづくものです。

JAC
Recruitment
リクルート
エージェント
ビズリーチ
大企業・有名企業の求人◎◯◎
中小企業も含めた求人の幅△◎△
担当者の手厚さ◎
対面で親身
◯
メール中心
ー
自分で選んで使う形
転職を決める前でも使いやすい△◯◎
使い方相談役として、受ける企業の絞り込みまで一緒にしてもらう自分で求人を探し、「これはどうですか」と担当者に相談する届くオファーを見て、市場価値を確かめる。運営側の面談も活用
向く人大企業や有名企業への転職を考えていて、じっくり相談したい人中小企業も含めて、幅広い選択肢を見たい人転職の意思は固まっていないが、市場の反応を知りたい人
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

この記事では、それぞれのサービスの詳しい使い方と、目的別の使い分け方を、実体験をもとに解説します。

この記事を読んでわかること
  • エージェントごとの強みと弱みの違い
  • 3つのサービスの、目的別の使い分け方
  • サポートの質を見極めるポイント
こんな方に読んでほしい
  • どのエージェントに登録すればいいか迷っている方
  • 今のエージェントのサポートに、物足りなさを感じている方
  • 複数登録したときの使い分け方を知りたい方
目次

エージェントは「1つの型」ではない

転職エージェントとひとくくりに言っても、実際には性質が大きく違うサービスの集まりです。求人の厳選度、サポートの手厚さ、得意な業界や職種。この組み合わせで、体験はまったく変わります。

大きく分けると、次の3つの型があります。

型特徴向いている段階
ハイクラス特化型求人を絞り込み、個別にじっくり支援する方向性がある程度決まっている
総合型求人の数と幅が圧倒的に広いまだ視野を広げたい
スカウト型登録しておくと、企業からオファーが届く転職の意思が固まっていない

1社だけで転職活動を完結させようとすると、その1社の色に選択肢が縛られます。性質の違うサービスを組み合わせることが、後悔しない転職活動の土台になります。

実際に使った3つのサービスの比較

私は複数のサービスに登録しましたが、最終的にメインで使ったのは、次の3つです。ほかのサービスは、求人が少なかったり、担当者の対応が積極的でなかったりして、使わなくなりました。

3つの位置づけは冒頭の表のとおりです。ここからは、それぞれの使い方を詳しく見ていきます。

JAC Recruitment:一人ひとりに合わせた、相談役のような支援

JACは、ハイクラスや専門職向けの求人に強いエージェントです。紹介される求人の数は絞られますが、そのぶん経歴に合った質の高い案件が中心になります。

使ってみて感じたのは、大きな企業の求人がたくさんあることです。大企業から大企業へ、あるいは有名企業への転職を考えているなら、JACで十分に活用できると思います。

私の印象は、本当に個別の対応をしてくれる、相談役のような存在でした。どの企業を受けるかの絞り込みも、一緒に考えてもらいました。

エントリーシートの準備も面談も、対面でサポートしてもらえました。とても親身な感じがしたのを覚えています。

面白かったのは、案件ごとに担当者が変わることです。業界によって担当者の色がはっきり違い、コンサル業界の担当者はいかにもコンサルらしく、メーカーの担当者は落ち着いたメーカーらしい雰囲気でした。

執筆者

私は最初、JACだけを使っていました。書類や面接の準備も手厚く、サポートの質は非常に高かったです。担当者が業界ごとに変わるので、個人として合わないと感じることもありませんでした。

リクルートエージェント:求人の幅が圧倒的に広い

リクルートエージェントの一番の強みは、業界最大級の求人数です。厳選型のサービスでは出会えない、幅広い業界や職種の選択肢に触れられます。

特に、中小企業の求人はリクルートエージェントの方が多い印象でした。中小企業への転職を考えるなら、JACでカバーしきれない部分を、リクルートエージェントが補ってくれます。

「まだ方向性を絞り切れていない」「視野を広げたい」という段階で、特に力を発揮します。書類の添削や面接対策のノウハウも蓄積されていて、初めての転職活動でも安心です。

私はリクルートエージェントを、エージェントでありながら、自分で求人を探す場として使っていました。気になる求人を見つけて、「これはどうですか」と担当者に相談する使い方です。

担当者とのやり取りは、メールが中心でした。サポート自体は手厚かったものの、親身さという意味では、対面のJACの方が強く感じました。

執筆者

もっといろんな求人を見ようと思い、リクルートエージェントを中心に、ほかのエージェントにも登録しました。結果的に、ここは良かったです。JACと同じく、書類や面接のサポートが手厚かったです。

ビズリーチ:スカウトで、自分の「圏内」を知る

ビズリーチは、自分から求人を探すのではなく、企業からのスカウトを受け取るサービスです。職務経歴を登録しておくだけで、興味を持った企業からオファーが届きます。

受け身で使えるので、転職の意思が固まっていない段階でも、市場価値を確かめる手段として使いやすいのが特徴です。

私の場合は、大手コンサルティング会社からのスカウトが多く届き、外資系企業の研究職のオファーもありました。運営側との転職サポートの面談もあり、それも活用しました。

ビズリーチのサポートは、エージェントのように担当者が付きっきりで支えるものとは種類が違います。用意されたサポートの中から、自分で選んで取り組める形です。

スカウトから実際に面談・応募に進んだのは1社で、結果は不採用でした。それでも、自分がどの圏内にいるのかを知るには十分な材料になりました。

スカウトの読み方や、市場価値の調べ方は、こちらで詳しく解説しています。

サポートが薄いエージェントもある

正直にお伝えすると、すべてのエージェントが同じ水準ではありません。求人票を渡すだけで、書類の添削や面接対策にほとんど関わらないサービスもあります。紹介される求人の種類自体が少ない場合もあります。

サポートの質は、登録してみないと分からない部分があります。だからこそ、複数を比べる価値があります。

執筆者

JACとリクルートエージェント以外のエージェントは、求人票を渡すだけで、その種類も少ないという印象でした。担当者も頼りなく感じたので、そのまま使わないようにしました。

目的別の使い分け方

ここまでの特徴を整理すると、大企業で働く人にとって現実的な使い分けが見えてきます。

やりたいこと向いているサービス
厳選した求人を、じっくり検討したいJAC Recruitment
幅広い選択肢から、可能性を探りたいリクルートエージェント
今の市場価値を確かめたい・待ちの姿勢で情報を得たいビズリーチ

3つは、同時に使うのがおすすめ

3つのサービスは、役割がまったく違います。そのため、どれか1つを選ぶのではなく、同時に使うのがおすすめです。

相談はJAC、幅広い求人探しはリクルートエージェント、市場の反応を見るのはビズリーチ。役割を分けておけば、情報が重なりすぎることもありません。

執筆者

JACは厳選した求人を探したいとき、リクルートエージェントは幅広い求人を探したいとき、ビズリーチはオファーを受けるとき、という形で、3つを同時に使い分けていました。

最初は1〜2社から始めてもいい

いきなり3つに登録するのが負担なら、まずは1〜2社から始めても構いません。私も、最初はJACだけでした。

活動を進める中で、「もっといろんな求人を見たい」「外からの反応も知りたい」と感じたら、性質の違うサービスを足していけば大丈夫です。

サポートの質を見極めるポイント

複数に登録したうえで、どのエージェントに軸足を置くかを見極める基準として、次の3点を確かめてみてください。

  • 職務経歴書に対して、具体的な改善の提案があるか
  • 面接の前に、模擬面接や想定質問の準備をしてくれるか
  • 紹介される求人が、あなたの経歴や希望に合っているか

この3つがそろっているエージェントは、ただの「求人の紹介役」ではなく、本当の意味でのパートナーになってくれます。

逆に、どれも当てはまらないなら、無理に使い続ける必要はありません。使うサービスを絞ることも、大事な判断です。

エージェントへの登録から内定までの流れは、こちらで解説しています。

転職するか決めていなくても、エージェントは情報収集に使えます。

まとめ

転職エージェントは、ひとくくりにできない、性質の違うサービスの集まりです。

※評価は、私が実際に使った体験にもとづくものです。

JAC
Recruitment
リクルート
エージェント
ビズリーチ
大企業・有名企業の求人◎◯◎
中小企業も含めた求人の幅△◎△
担当者の手厚さ◎
対面で親身
◯
メール中心
ー
自分で選んで使う形
転職を決める前でも使いやすい△◯◎
使い方相談役として、受ける企業の絞り込みまで一緒にしてもらう自分で求人を探し、「これはどうですか」と担当者に相談する届くオファーを見て、市場価値を確かめる。運営側の面談も活用
向く人大企業や有名企業への転職を考えていて、じっくり相談したい人中小企業も含めて、幅広い選択肢を見たい人転職の意思は固まっていないが、市場の反応を知りたい人
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

サポートが薄いサービスは、無理に使い続ける必要はありません。

それぞれの強みを理解し、役割を分けて同時に使うことが、大企業で働く人にとって一番効率的な進め方です。

まずは1〜2社への登録から始め、活動を進める中で、必要に応じて足していってください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現職:人事制度コンサルタント
京都大学卒業後、大手素材メーカーにて研究開発、マーケティング業務に従事。特許出願ならびに新事業の立ち上げに尽力。社内副業や希望異動も積極的に活用。
働く喜びを感じる組織、個性を伸ばす個人を実現するため、キャリアチェンジ。

目次